K.K.
想定通りにならないこともある。
だけど、成果が目に見えるから面白い。
機構設計 / 開発
K.K.
セル開発部 第2開発室 構造設計グループ
※部署名はインタビュー当時
2019 年入社
生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 医工学コース修了
大学時代は、生命医科学部で医療工学について学びながら、漫画や音楽フェス、バスケットボールなどの趣味に没頭する活発な一面も。プライベートでは一児の父で、息子のために暇があればどこに連れて行こうかと検索する毎日。今後の目標は、キャリアアップのため入社5年目で昇格試験を受けること。パナソニック(株) オートモーティブ社へ新卒入社後、三洋電機を経て、PPESへ出向。現在は次世代機種の設計開発および評価業務などを担当。
QUESTION 01
学生時代のことや、
入社後のことを教えてください。
学生時代は生命医科学部で、医療で使われる人工心臓を設計したり、機械系の材料力学の他にも、生物学や化学など幅広く学んでいました。その中で機械に特化した自動車系の研究室に所属していて、「車体軽量化」をテーマに研究をしていました。
勉強や研究もしつつ、地方に遠征して音楽フェスに参加するなど、趣味にも没頭していました。
就職活動では、「設計がしたい」という思いから企業探しをしており、パナソニックに入社しました。車載用電池の部署に配属されることになり、加西拠点で働いています。その後は、2020年にPPESに出向して、今に至ります。
QUESTION 02
現在の仕事内容や、やりがいに
感じていることを教えてください。
評価方法の考案及び、評価に必要な治具の作製をしています。例えば部品の強度を測定したい場合に、形状・条件によっては従来の測定方法では難しいことがあるので、状況に合わせた方法を考えています。他にもベンチマークという業務では、類似部品を扱う他社の電池がどのような構成をしているかなどの調査を行っています。それ以外にも、評価を実施して、設計チームおよびお客様へのフィードバックを行ったり、知の蓄積に向けた技術レポートの作成なども行っています。仕事をするうえで難しいことは、評価方法を考案しても、実際に実施してみると想定通りにならないことがたくさんあることですね。一方で、技術レポートの件数が目に見えた成果になることは大きなやりがいに感じます。
QUESTION 03
今、挑戦していること、
これから挑戦していきたいこと。
今までは設計業務を中心に携わっていましたが、現在の部署に異動後は評価業務を中心に行っています。評価で経験と知識を積んだうえで設計に戻れるように、初めて実施する評価には積極的に手を挙げて担当させてもらえるようにしています。最近では、評価のことがだんだんわかってきて非常に楽しくなってきました。評価業務は結果が分かりやすく出るので、やっていてとてもやりがいを感じます。
「もう少し経験を積まないと設計に活かせないのでは」「工夫が足りていないのでは」「設計へのフィードバックの仕方が難しい」…など、課題はたくさんあります。評価を実施し、その結果を設計チームへフィードバックするのですが、結果だけを伝えるのではなく「こんな結果が出たから次はこの条件で評価したらどうか?」といった再提案も必要です。そのような場合に的確な提案ができるよう、今後も頑張りたいです。
また、5年目にある昇格試験を受けられるよう、他の先輩社員よりも目に見えた成果を多く上げられるようにチャレンジしていきたいです。
一日の流れ (一例)
-
8:20
出社、
メールチェック -
8:30
チームミーティング
-
9:00
評価(お客様や設計チーム
から協力依頼) -
12:15
昼食
-
13:00
チーム内での評価結果
の共有、相談 -
14:00
評価まとめ
資料作成 -
15:00
技術報告レポート
作成 -
17:05
退社
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