DAIKI NAKAMURA 中村 大樹

広い視野での品質管理でロスを低減。
現場からの感謝の言葉が自信に。

品質管理

中村 大樹 DAIKI NAKAMURA

品質管理部 品質管理1室 評価解析グループ

2018 年入社
工学研究科 電子システム工学専攻修了

大学では研究室でリチウムイオン電池についての研究を行い、入社後も研究室での経験を活かして、品質管理部門での工程管理を担当。現在は、現場とリモートでの作業の良い部分を掛け合わせた、業務効率の改善に注力している。休日は料理やネットサーフィンなどインドアで過ごすことが多い一方、長期休暇には旅行で各地の自然を満喫しリフレッシュしている。

中村 大樹

QUESTION 01

働くうえで感じる大変さや、
やりがいについて教えてください。

中村 大樹

電池の製造工程には前から順に「極板・組立・検査」と大きく3つの工程があり、私が現在担当している極板の工程管理では、不具合が発生した際の現物の良否判断やロス削減に向けた工程改善を主に行っています。難しいのは現物の良否判断ですね。規格や基準があるとはいえ、現場で判断が難しいものをジャッジする、経験がものをいう仕事なので、5年目の今でも判断に迷う場面がまだまだあります。 やりがいを感じるのは私たちの使命である「ロス低減」を達成できた時です。製造現場の方と相談をしながら問題を深堀りしてロスを減らし、試算した効果金額を実現した時には、自分たちが携わることでどれだけの貢献ができたのかが数値で分かります。日々の業務で言えば、品質を担保しながら、現場の工数を削減し製造メンバーに「仕事がやりやすくなった」「ロスが減った」などの「ありがとう」の言葉をいただけたときにやりがいを感じます。

中村 大樹

QUESTION 02

複数の工程を担当した経験を経て、
成長を実感したことはなんですか?

中村 大樹

最終の検査工程での不具合には多くの場合、前工程である極板工程の影響が大きく表れます。担当工程の変更によって、今までよりも広い視野で全体を俯瞰し、後工程を意識した考え方ができるようになったことには自分でも成長を実感できました。また、現場での自分の判断と上司の判断が同じ、または自分の判断理由を伝えて納得いただいた際には成長を感じられます。新人の時は右も左もわからず先輩や上司に聞いてばかりでしたが、仕事内容や工程理解が深まるにつれて、発生している事象に対して逆に先輩や上司から尋ねられることも増え、担当している工程について理解できていると自信をもてる機会が増えました。
ただ、まだまだ大枠では「セル」の中での知識や経験にとどまっているので、今後はその枠を超えてもっと広い範囲でキャリアを重ね、より大きな目線での品質向上につながるようにチャレンジしたいと考えています。

中村 大樹

QUESTION 03

学生にメッセージをお願いします。

中村 大樹

PPESについて、と学生時代に頑張ったほうが良いと思うこと、についてお伝えします。
1つ目のPPESについてですが、自動車メーカーであるトヨタと電池メーカーであるパナソニックの知識が融合し、良い化学反応が社内でたくさん起きています。私自身はパナソニック出身で、以前は電池メーカーであったこともあり車についての知識が乏しく、お客様への説明に時間がかかることもありましたが、トヨタ出身者と議論する機会が増えて、スムーズに説明ができるようになりました。より幅広い視点で製品作りに向き合い、チャレンジできる環境が整ってきている、ということをぜひ知っていただきたいです。
2つ目の学生時代に頑張ったほうが良いと思うことは英語です。私自身は業務に必要なことは入社後に現場で学んだことが多いのですが、時間のある学生時代に「英語」を学ぶことをお勧めします。直接業務で英語を扱うことはほとんどありませんが、仕事に関する知識を深めたい時に英語力が役に立ちます。外国のメーカーが作ったマニュアルを見るなど、英語力があれば知識の幅はぐっと広がります。必要性を感じなければやることは難しいと思いますが、ぜひチャレンジしてほしいです。

一日の流れ (一例)

  • 9:00

    出社、
    メールチェック

  • 10:00

    製造部門との
    ミーティング

  • 11:00

    報告資料作成

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    チームミーティング

  • 14:00

    極板材料
    (スラリー)分析

  • 16:00

    分析結果まとめ

  • 17:05

    休憩

  • 17:20

    分析結果
    資料作成

  • 18:00

    退社

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