プライムプラネットエナジー&ソリューションズ、
2025年度『グリーンバッテリー奨学金』募集開始
── 未来の蓄電池産業等を支える理系学生の人材育成を推進 ──

プレスリリース

プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:好田博昭、以下「当社」)は、理系学生を対象とした『グリーンバッテリー奨学金』制度について、2025年度も継続して募集を行うことを決定しました。
本制度は理系分野を専攻する大学3年生および大学院1年生を対象に、学業に専念できる環境を整えることを目的とし、当社の審査を経て20名を選出、年間60万円の奨学金を給付するものです。さらに、奨学生には当社従業員との交流や職場・工場見学を通し、ものづくりや蓄電池業界で働くやりがい、楽しさに触れることができる機会を創出し、今後の社会人としてのキャリア形成について理解を深められる取り組みも実施しています。
本制度は2024年度に新設され、今年で2年目の実施となります。昨年度は全国から約70名の学生の方からご応募を頂き、うち23名を奨学生として選定いたしました。

奨学生と当社従業員との交流会(2025年4月)

当社は「かけがえのない地球 クリーンで豊かな社会を未来へ。」というビジョンのもと、持続可能な社会の実現に向けた事業活動を推進しています。その実現には、多様な視点と専門性を持つ人材の力が必要不可欠です。『グリーンバッテリー奨学金』を通じ、未来を担う学生がものづくりやエネルギー分野への理解を深め、次世代を牽引する人材へと成長していくことを力強く後押ししてまいります。
蓄電池は、日本政府が掲げるカーボンニュートラル実現に向けた最重要技術のひとつとして位置づけられており、2030年までにサプライチェーン全体で約3万人の人材育成・確保を目標に掲げています(注1)。また蓄電池技術は、材料開発・設計・製造プロセス・制御など様々な職種に応じて多様な専門性が必要であり、このため化学・機械・電気電子・情報等の幅広い分野の人材ニーズが高まっています。こうした背景のもと、官・学・産が協力してこれらの人材確保・育成を推進し、国際競争力を高めるための取り組みを行っています。当社もこれまで、民間業界団体である一般社団法人 電池サプライチェーン協議会(BASC)(注2)を通じて「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」や、早稲田大学との協力講座「電池工学概論」等の活動に参画しています。

【2025年度 グリーンバッテリー奨学金制度の概要】 

応募資格2026年4月時点で大学3年生または大学院1年生見込みの理系学生
日本在住の方に限る
募集人数20名(予定)
給付額と期間60万円/年間 ※返済義務なし
2026年度より給付開始、最長2年間(個々人によって給付期間が異なる場合あり)
応募方法
選考方法
専用サイトをご覧ください
https://www.p2enesol.com/recruit/scholarship/
応募期間2025年9月19日(金)~2025年11月30日(日)

【ご参考】
(注1)蓄電池産業戦略推進会議
   https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy2/battery_strategy2.html
(注2)一般社団法人電池サプライチェーン協議会(BASC)
   https://www.basc-j.com/

プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
トヨタ自動車株式会社とパナソニック株式会社(現:パナソニックホールディングス株式会社)による車載用角形電池の合弁会社として設立、2020年4月操業開始(出資比率トヨタ51%、パナソニック49%)。
主な事業内容:車載用角形リチウムイオン電池の開発・製造・販売、その他
https://www.p2enesol.com

以上