2025年6月、プラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(以下、「PPES」または「当社」)は、兵庫県加西市立北条東小学校の3年生を対象に、「自然共生」をテーマとした環境授業をPPES加西拠点にて実施しました。
本取り組みは、地域とのつながりを深めるとともに、PPES加西拠点で推進している自然共生活動を子どもたちに体験してもらい、環境意識の醸成につなげることを目的としています。
授業の様子は新聞や加西市の広報誌にも掲載され、地域の皆さまから大きな関心を寄せていただきました。さらに9月には、子どもたちが植えた苗の成長を報告し、自らの活動が地域の在来種保全へとつながっていることを実感してもらうことができました。
2024年、当社の加西拠点は環境省が「30by30※1」目標達成に向け推進する「自然共生サイト※2」の認定を取得しました。PPES加西拠点では「自然と共生する工場」をテーマに、里地・里山由来の自然を従来の状態に戻し、緑化由来の植生の生物多様性を高めていくことや活動を通して従業員等の生物多様性に関する関心を高めていくための活動を行っており、PPES加西拠点を「グリーンバッテリーフォレスト加西」と称しています。当社は「グリーンバッテリーフォレスト加西」を通じて、地域住民の皆さまとの交流や従業員参加型の活動を広げながら、自然と共生する工場の意義を発信し、生物多様性保護活動を継続してまいります。


※1 「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」とは、2022年12月に開催されたCOP15にて世界目標として採択された「2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しよう」と定めた目標のこと。日本の国土の30%を対象区域にすることをめざしています。PPESは「30by30アライアンス」に参加しています。
※2 自然共生サイトとは、「民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する仕組みのことです。