一般社団法人 電池サプライチェーン協議会(BASC)への加盟について
当社は、蓄電池のサプライチェーンを持続可能な形で発展させ、日本および世界の電池産業に貢献することを目的として2021年に設立された「一般社団法人 電池サプライチェーン協議会(BASC)」に、設立時より加盟しています。
BASCが推進する多様な活動に積極的に参画し、サプライチェーンの各プロセスにおいて責任ある行動を実践することで、業界全体の信頼性向上と国際的な規制・基準への的確な対応を図っています。 また、他の会員企業との連携を通じて情報を共有し、電池サプライチェーン全体の健全で持続的な発展に貢献することを目指しています。
BASCが行う活動への当社参画事例
バッテリー人材育成への取り組み
蓄電池産業の発展を支える人材の育成は、持続可能な社会の実現に向けた重要な課題の一つです。政府と産業界が一体となって策定した「蓄電池産業戦略」では、2030年までに国内で150GWhの製造能力確立を目指すとともに、蓄電池サプライチェーン全体で約3万人の人材育成・確保が掲げられています。
この目標に貢献するため、関西エリアにおいて産学官が連携した「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」(事務局:近畿経済産業局、一般社団法人電池工業会、BASC)が設立され、PPESもそのメンバーとして参画しています。当社は、教育プログラムや教材の開発、蓄電池人材のスキルセット整備など、次世代人材の育成に向けた具体的な取り組みに積極的に関与しています。
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PPES×⾼専 ⾒学会・意⾒交換会
開催:PPES姫路拠点(22年11月)
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PPES×産総研・LIBTEC ⼩型電池製造実習に関する意⾒交換会
開催:PPES姫路拠点(23年2月)
詳細はこちらのサイトを参照ください
第3回 関西蓄電池人材育成等コンソーシアム本会合(近畿経済産業局)また、2025年4月から7月にかけて、早稲田大学とBASCが共同で開講する協力講座『電池工学概論〜日本の電池産業の未来を考える〜』において、当社も複数回にわたり講師を務めました。本講座では、基礎から最先端までの蓄電池技術や産業構造、ビジネス領域に至るまでを体系的に学び、電池産業の将来を担う人材の育成を目指しています。
当社は今後も、電池産業の持続的な成長と社会課題の解決に向け、人材育成をはじめとする各種取り組みへ積極的に参画してまいります。
「CATEC2024」出展への協賛
今後のデジタルイノベーションの基盤として、また社会インフラの一翼を担う存在として、蓄電池サプライチェーンの重要性はますます高まっています。こうした背景のもと、BASCは2024年、「CEATEC(シーテック)2024」へ初めて出展しました。



今後も当社は、社会に対して蓄電池産業の価値を広く発信するとともに、持続可能な未来に向けた取り組みを多方面から支援してまいります。
関連リンク
「CEATEC 2024」出展のお知らせ | 新着情報 | 一般社団法人電池サプライチェーン協議会(BASC)