YUKA WASHIO 鷲尾 祐佳
学生時代に学んだことを活かして、
人の暮らしを豊かに変えていきたい。
制御システム設計 / 開発
鷲尾 祐佳 YUKA WASHIO
システム開発部 第3開発室 32グループ
2020 年入社
情報理工学部 メディア学科卒
持ち前の好奇心と前向きさで、目標を持って色んなことにチャレンジする性格。子どもの頃からものをつくることが好きで、現在もデッサンやDIYなどものづくりの趣味を持つ。その他、サイクリングやボルダリングなど、体を動かす趣味を楽しむアクティブな一面も。情報理工学部でプログラムについて学び、PPESへ新卒入社。現在はシステム開発部で電池制御ソフトの検証などを担当。
QUESTION 01
働くうえで感じる大変さや、
やりがいについて教えてください。
リチウムイオン電池の制御ソフトの設計と検証をしています。車載電池制御は、電池残量の推定や電池の異常検知、単一の電池ごとに異なる容量のばらつきの解消などを行い、車載電池を安全に、かつ効率的に使用するための重要な機能です。入社当時、車載ソフトウェアの開発プロセスやリチウムイオン電池の知識が全くない状態だったので、関連用語の意味や電池の性質を把握しながら、電池制御システムの中身を理解することに苦労しました。
車載電池はセル・モジュール・パック・システムで構成されていますが、全ての部品において、設計から量産に至るまでに多くの人が携わっていることに驚きました。大学では、個人でコードを書いていたのですが、会社に入って技術だけでなく人と連携を図る能力も重要であると実感しています。まだまだ上司や先輩、同期に話を聞きながら電池自体の仕組みなど勉強中ですが、点と点で理解していた知識が繋がって仕組みとして理解できたときにはやりがいを感じられます。
QUESTION 02
学生時代に学んだことは、仕事に
どのように活かされていますか?
特にプログラムの基礎知識を活かすことができています。大学の研究では、手話学習支援に向けた深層学習を用いた画像処理の研究をしていました。話者の映像を学習器に入れる前には、入力データの偏りをなくすためにサイズを調整するなどの「前処理」を行います。この前処理でデータの整理などをしていたことが、検証の業務でのデータの整理に適応でき、業務の効率化につながりました。
また、会社の新人研修でVBAを学びこちらも日々の業務改善に活用しています。入社のきっかけは当時のパナソニック時代のインターンでの職場の雰囲気が良く、業務の内容に興味を持てたことでした。その職場の雰囲気がそのままPPESへ引き継がれています。⾞業界を選んだ理由は、CASEによる車の変革により様々な業界が参⼊してきており、将来性があると考えたからです。また、車は物流において重要な役割を担っており、幅広い意味で人々の暮らしを支えているので、自分の学んだことを活かしながら、人の暮らしを豊かに変えていけるのではないかと感じ志望しました。
QUESTION 03
仕事を通じて、成長を実感した
エピソードを教えてください。
電池制御ソフトの検証作業で、規則性があり自動化できる箇所を自分で発見・実装し改善できたことです。作業が効率化され、別の業務にも手を付けられる余裕が生まれました。ただこれは個人での改善なので、皆さんの業務の改善もできるようになりたいと思っています。以前は大きな目標を立てすぎて成長を実感できずに悩むことがあったのですが、短いスパンの目標をどんどんクリアしていくことで、やりがいや自信を感じることが自分には合っているんだと気づきました。
現在は、来年の合格に向けてE資格の勉強をしています。また、経済産業省が実施しているマナビDX Questに参加しようと考えています。車載電池の能力を引き出せる方法や職場環境の課題を見つけ出して、AIを活用し周囲の協力を得て課題の解決が出来る人材になることが、今の目標です!好奇心が旺盛で、人生のうちに色々な事を経験したいので挑戦中のことも多く、社会人になってからボルダリングも始めました。定時帰りや休日の際には、同期や友人と登れる壁を探しています。
一日の流れ (一例)
-
8:00
出社、
メールチェック -
8:30
進捗共有会
-
9:30
電池制御モデル設計 (シュミレーション可能な
ブロック線図) -
11:45
昼食
-
12:30
電池制御
モデル設計 -
15:00
設計レビュー
-
17:00
電池制御ソフトの検証 (テストケース作成、
評価機器を用いた検証) -
19:00
退社
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